超高齢化社会の到来と共に、私もその一構成員となる日が近づいているこの頃、まわりには多くの施設やサービス付き高齢者向け住宅が出来ており、この勢いは今後も続く事でしょう。私共も医療保険を使った「訪問マッサージ」のサービス事業を通じ、家族制度の変化により、在宅での高齢者の限度をしばしば魅せつけられて参りました。そこで、高齢者の方々が安心して住む事が出来るサービス付き高齢者向け住宅を平成26年3月1日にオープン致しましたが、ご入居頂いていらっしゃる方の介護量および医療ニーズが、とても現行の介護保険制度では安心・安全な対応が出来ない現実に直面し、本当に要介護者の住み慣れた地域での暮らしを24時間体制で支えるという観点より、平成26年11月1日よりサービス付き高齢者向け住宅から上田市指定地域密着型指定特定施設(介護付有料老人ホーム)へと大きく舵を切り直し方向転換を致しました。
正に、一人ではない安心感、医療ニーズへの対応など「残された能力を奪わないケア」、「高齢者その方のそれまでの人生そのものは背負えないけれど、これからの寄り添い方を考え、気づき、寄り添っていくケア」、「その人本来の姿と普段の生活を取り戻すためのケア」を目指し、「部屋に閉じ込めない」そして「施設に閉じ込めない」…入居はしていても、社会の中の一人の存在…そんなことを目指して試行錯誤を重ね、新しい介護の”カタチ”を生み出すことに挑戦し、日々研鑽している毎日です。
自宅から遠く離れた施設に入れば一時帰宅することもままならず、住み慣れた地域や馴染みのある人々とは隔絶された生活になりがちである。地域密着型は、自宅近くにあるサービス拠点という「立地」だけではなく、「立地を活かしたケアの中身」や「地域の利用者の」にも大きな意味を持つ。地域生活には。住民や町ぐるみの理解と支援が欠かせないことから、このサービスを契約した地域の啓発活動や連携の仕組みづくりにも取り組む必要がある。色々と講釈を並べてしまったが、それぞれの場面で利用者に対応するスタッフが馴染みの関係になり、ケアの連続性を保ち、私自身が独居の要介護高齢者になった時、ハッピーに暮らせる「いばしょ」作りをしているのです。