訪問マッサージブログNo.35

皆さま、こんにちわ。

訪問鍼灸マッサージです。

3月になり日差しも柔らかくなってきましたね。

春めいてきましたが、まだまだ朝や夜の寒さが厳しい季節でもあります。

今回は、貼るカイロを使って身体を効率よく温める場所とツボをご紹介します。

貼る場所を選んで賢く温まりましょう!

 

太い血管があるため、首を温めることで、全身が効率よく温まります。また、首を前に曲げた時に、首と背中の間に骨が飛び出しているところがあります。ここには「大椎(だいつい)」という全身を温めるツボがあります。また大椎は解熱作用があり頭痛や発熱時にも使われています。

 

 

 

 

 

 

 

背中

肩から背中にかけて僧帽筋という大きな筋肉がありますが、冷えると血流が悪くなり、筋肉が固くなってしまいます。そんな時は、肩甲骨の間を温めましょう。背骨に沿って2枚並べて貼ってもいいですね。この辺りにはいくつものツボがあるので、一石二鳥です。 

 

 

 

 

 

 

お腹

全身が冷える時、おへそより指2本分外側にある「天枢(てんすう)」というツボを温めるのが効果的です。また胃腸調節があり、下痢・便秘などの消化器系の症状によく使われます。

 

 

 

 

お尻

腰は、冷えによる不調を感じやすい場所です。仙骨には「上髎(じょうりょう)・次髎(じりょう)・中髎(ちゅうりょう)・下髎(げりょう)」というツボがあります。腸や膀胱の機能を整える作用があり、下痢・便秘・痔・頻尿などの症状に使われています。この辺りをカバーするようにカイロを貼ると、腰やお尻を温めることができますので腰痛や生理痛がつらいときにオススメです。

 

 

 

 

 

 

冷えやすい足の中でも、特に指先は温めたいポイントです。全身を温めるには、太い血管がある足首のくるぶし周辺を温めるとよいようです。内くるぶしの後ろ、アキレス腱との間のくぼみには「太谿(たいけい)」という冷えによいと言われるツボもあります。

 

 

 

 

 

いくつかご紹介してみました。

皆さまの冷えの症状に合わせて、日常生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

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