おひさま日和その34
みなさんこんにちは
おひさまです。
今年は暖冬だと言われていますが
年末ともなるとやはり寒いですよね。
今回は寒い季節になると特に気になる冷え性(冷え症)について
有効な体操やマッサージについてお話したいと思います。
よろしくお願いします。
<足全体の冷えに! 座ったままストレッチ>
-太ももふくらはぎエクササイズ-
太ももには足先から心臓に戻る血液を送り出す筋肉があります。この筋肉が衰えると血行が悪くなり、足全体の冷えにもつながります。オフィスで冷えたとき、机の下でこのエクササイズをこっそり実践してみてください。
- 椅子に座り、片足をまっすぐに前に伸ばし、つま先を手前に引いてかかとを突き出します。ふくらはぎを伸ばした状態で15秒静止。
- 次に、つま先を遠くへ伸ばし、そのまま15秒程度静止します。
- 1と2を交互に繰り返しましょう。
<足もとの冷えに! 立ったままストレッチ>
-かかとの上げ下げエクササイズ-
ふくらはぎの筋肉も心臓に戻る血液を送り出すポンプの役割を果たしています。電車に乗っているとき、キッチンに立っているときに実践すれば、温かくなるだけでなく、ふくらはぎの引き締め効果もあります。
- つま先立ちでふくらはぎに負荷を感じるところで15秒程度静止します。
- 地面にかかとを降ろして、しばらく休みます。
- 1と2を交互に繰り返しましょう。
<手の指先の冷えに! 話をしながら筋肉ほぐし>
手のひらのもみほぐし…カフェで話をしているときや打合せで話を聞いているときは、目立ったストレッチはできないもの。そんなときは冷えてこわばった手指のもみほぐしがおすすめです。
- 手のひらの真ん中を上下にもみほぐします。
- 親指の付け根を内側にもみほぐします。
- 小指の付け根を上に向かってもみほぐします。
- 1から3を30秒で左右繰り返しましょう。
<手の指先の冷えに! ひざの上でグーパー>
手もみができない場合には、机やテーブルの下で、グーパーを繰り返すのも冷え解消のひとつです。
- 親指を包み込むよう中に入れてギュッと握ってグー。
- 指を反るほどに大きく開いてパー。
- これを何度も繰り返しましょう。
ふくらはぎのストレッチ
冷え性の方は「立ちっ放し」「座りっ放し」の状態が長く続くと、より足の血流が滞り冷えやすくなります。
足の血流促進の鍵となるのがふくらはぎの筋肉です。
椅子に座り、足裏を床に付けた状態からかかとや爪先を上げ下げするだけでも、ふくらはぎや「すね」の筋肉が動くため血流促進につながります。
かかとの上げ下げは立った状態でもできるので、立ち仕事が多いという方は試してくださいね。
手指のマッサージ
手指が冷えるという方は、手のひらや指先をもんだり両手の指を組んで指の付け根を刺激したりするのもおすすめです。
また手を握って開く(グーパー)を繰り返すという簡単な動作でも冷えの改善につながります。
仕事の合間などでも簡単にできるマッサージなので、ぜひ取り組んでみてください。
足のマッサージ
下肢を動かすことも血流を促しますが、自宅にいるときなどはマッサージも試しましょう。
冷えやすい足先に近い部分のマッサージとして、足の裏全体を痛くない程度に押したり足指と手指を握り合わせ足首を回したりする方法があります。
またふくらはぎや、足の内側を全体的に(足首から太ももの付け根まで)下から上へさすり上げるマッサージも効果的です。
入浴後など体が温まっているときに行うことでより効果が高まる他、寝つきが良くなることもあります。
足が冷えて眠れないという方はぜひ試してくださいね。
ご紹介した運動やマッサージを参考にして冷え性対策してみてください。
それでは最後に
今年1年ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。
みなさん良いお年をお迎えください。
機能訓練指導員より