訪問マッサージブログ No.18
訪問療養マッサージです。
前回は寝入りのしやすいお風呂の入り方をご紹介させて頂きました。
その中で出てきた自律神経のことについてもう少し説明をさせてもらおうかと思います。
自律神経には2種類あり、
交感神経と副交感神経が
無意識の状態で
交互に切り替わりながら
大まかですが、右の図の様な
身体全身の調整をしています。
簡単に言うと、
交感神経:運動をしている時、仕事をしている時、車の運転している時、家事をしている時など
主に活動をしている時に交感神経は優位になっていることが多いです。
副交感神経:寝ている時、食べた物を消化している時、下したわけでなく自然に便通が来る時など
主にリラックスをしている時に副交感神経が優位になっていることが多いです。
「自律神経が乱れる」など良く話を聞くと思うのですが、
交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかなくなっている状態の事をいうことが多いです。
(どちらかの神経に片寄ってしまっていることが多く、特に交感神経が優位になっている状態の方が多いです。)
例えば、
疲れやすい、めまい、ふらつき、のぼせ、冷え、頭痛、耳鳴り、動悸、関節の痛み、
便秘、下痢、生理不順、口や喉の不快感、頻尿、残尿感、発汗、肩凝りなど身体症状や
イライラや不安、不眠、記憶力や集中力の低下、感情の起伏が激しくなるなどの精神症状など
個人差が大きいですが上げれば色々な症状が出てきます。
乱れる原因の例をあげると
人間関係や仕事のプレッシャーなどの精神的ストレスや過労、
さらには光や音、温度などの身体的ストレスや、
また慢性的な寝不足など、不規則な生活や偏った食事などが生体リズムを狂わせてしまうなど
上げられます。
改善方法は、規則正しい生活に戻してもらうことや
適度な運動(ウォーキングやストレッチ、マッサージなど)やお風呂の入り方を改善したり質のいい睡眠をする
など行うと徐々に良くなって行くと思います。
~過去のマッサージブログ~
三つの首:https://archms.com/archives/2172
手のマッサージ:https://archms.com/archives/2242
足首・足先の体操:https://archms.com/archives/2047
指先のマッサージ:https://archms.com/archives/2286
寝入りの良いお風呂の入り方:https://archms.com/archives/2378